新潟県と「みどりの食料システム戦略」推進及び「新潟米の輸出促進」に関する連携協定を締結
2022年04月09日|お知らせ
株式会社新潟クボタ(本社:新潟市中央区、代表取締役社長:吉田至夫 以下「当社」)及び株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一 以下「クボタ」)と新潟県は、農林水産省の「みどりの食料システム戦略」*1推進に向けたスマート農業の普及や、新潟米の輸出促進に取り組むことで、環境と調和のとれた新潟県農業の持続的な発展を図ることを目的に連携協定を締結しました。
(左)(株)クボタ 取締役専務執行役員 機械事業本部長 渡邉 大
(中央)新潟県知事 花角 英世 様
(右)(株)新潟クボタ 代表取締役社長 吉田 至夫
1.連携事項
- みどりの食料システム戦略推進に向けたスマート農業の普及
①スマート農機の精度向上及び効果的導入に向けた試験研究・実証に関すること
②新潟県農業大学校等次代の農業の担い手への教育に関すること
③農業者及び農業関係者等への研修に関すること - 新潟米の輸出促進
①海外への販売促進に関すること
②低コスト生産の実証に関すること
2.2022年度から取り組む内容
「みどりの食料システム戦略」 推進に向けたスマート農業の普及 |
新潟県内のクボタファーム*2における、最先端のスマート農機や営農サービス支援システム(KSAS)を活用した化学肥料や燃費の削減等の効果について、当社及びクボタと新潟県農業総合研究所の共同研究 |
当社及びクボタが2022年中にRTK基地局を4基程設置することによる、より高い精度でのスマート農機の研究・実証 | |
当社及びクボタによる、新潟県農業大学校等の学生に対するスマート農機の実演等の研修及び今後予定している大区画圃場でのスマート農業の実証 | |
新潟県が農業者及び農業関係者を対象に行うスマート農業技術の普及に関する研修への当社及び新潟クボタによるスマート農機の提供や実演等 | |
新潟米の輸出促進 | 新潟米の販売促進活動等輸出の取り組み強化による販路拡大 |
スマート農機や直播等を活用した新潟米の低コスト生産の実証への協力 |
- *1.みどりの食料システム戦略
農林水産省が、2021年5月に持続可能な食料システムの構築に向け、中長期的な観点から、調達、生産、加工・流通、消費の各段階の取組とカーボンニュートラル等の環境負荷軽減のイノベーションを推進するもの。 - *2.クボタファーム
クボタグループが農業に参画し、日本農業がこれから必要とする低コスト・省力・精密技術を実践・実証する場として、また入り口から出口までのトータルソリューションにトライアルする場として、全国13カ所に開設している。